3Dスキャンにより作成される点群データ(ポイントクラウド)は、XYZ座標とカラー情報を持つ点(ポイント)を膨大に保持しています。
ArchiCADには、点群データ(「*.e57」「*.xyz」形式)をインポートする機能が標準で備わっています。
しかし実際にはArchiCAD上でそのまま膨大な点群データを取り込むと、その処理は著しく重くなりBIMデータに変換するまでに多くの時間を費やすことになります。
ArchiCADのアドオン「BIMmTool」が点群データのBIM化問題を解決します。
簡単な操作でスピーディに、点群データをBIMに変換するためのワークフローを最適化してくれます。
ArchiCADの専用アドオンなので殆どのArchiCADツール対応。
ArchiCADの操作に準じている為、操作方法を覚えやすいです。
ArchiCADのライブラリに負荷をかけずに点群全体をインポートできます。※点群ファイルサイズが約1/1000に縮小。
ArchiCADのモデルビューオプションダイアログで自由に表示する点群密度を選択できます。
会社のサーバーやクラウドストレージ(Dropbox、OneDriveなど)にプロジェクトファイルと点群データをインポートすれば、他のチームメンバーがすぐにアクセスできるようになります。面倒なアップロードやダウンロードに別れを告げましょう。
取り込んだ点群を削除および非表示しながら、ArchiCADのBIMオブジェクトを重ね合わせられます。
※ビューアーがあるので誰でも閲覧できます。
ArchiCADツールに対応している70を超える様々な専用パレットが用意されているので、壁・ドア・天井などクリック/ドラッグで容易にArchiCADのオブジェクトに変換できます。
BIMmToolを利用することで簡単な操作と豊富なツールで効率よくBIMデータを作成できます。
点群データの解像度調整や正射写真、点群のクリッピングボックス、デルタ分析など豊富な機能があります。
点群密度が調整出来るのでArchicadに過度な負荷をかけずに快適な環境で操作が可能
搭載されたされたビューアーBIMmNavigatorによってフル解像度の3Dスキャンを見ながら直感的に操作できます。
70以上のEasy2Model関数を利用することができるので、あらゆる建築物を自在に作り上げることが可能です。
点群データを基に、水平および垂直の正射写真(オルソフォト)の生成ができます。 これにより実際のイメージを確認しながらBIMを制作していくことができます。
壁や床など、所定の平面の凹凸を分析することができます。 偏差を色で表現することで視覚的に分かりやすくなり、建物の状態(変形)などを迅速に判断するのに役立ちます。
点群データの切り抜きやトリミングが可能です。 点群の一部を隠したり、切り抜いて新しい点群データを作成することが可能ですので、点群から散乱効果やミラー効果を取り除く、家並みの中の建物を隠す、部屋の調度品を隠す、あるいはドアや窓などの新しい点群の作成に使用することができます。
選択した点群セグメントから360°パノラマオルソ画像を作成することができます。それをBIMmナビゲーターに表示し構造化されていない点群(ドローン、モバイルデバイスなど)からのバーチャルパノラマに基づいてたモデリングをお楽しみいただけます。
地上スキャナー、ドローン、モバイルデバイスなど様々な点群データがありますが、区別なく何度でもスキャンデータを取り込むことができます。またスキャンした点群データを建築物の階層ごとに割り当てて視覚的・直感的に管理することができます。
※点群データは膨大なデータ量になりますので、ハードディスクの空き容量にご注意ください。
モバイル・スキャニングと地上型・スキャニングの両方の長所を兼ね備えている。1日あたり最大20,000㎡という高速測量で、高い距離精度と360°パノラマ画像をHDの点群と共に提供する。BIMmToolのIVION統合はこのデータにアクセスでき、BIMmToolはパノラマと自動生成された平面図を直接表示します。そのパノラマの任意のポイントをクリックし、ArchiCADでモデルに変換します。点群をIVIONからE57としてダウンロードし、BIMmTool Proバージョンを介してインポートすることで、オルソフォトやデルタ解析を生成し、ArchiCADに配置することで、さらに迅速で安全なワークフローを実現。